秋分の日になってしまいました。
最近は台風の影響で、関節痛や神経痛が疼いて…なんて方も多いのではないでしょうか。
「気象病」なんて命名され始めたりしていますが、かつての古傷、過度のストレスに体の感覚器が敏感に反応しやすい状況になっていることが原因ともいわれています。
少しどんよりした天気の日は、早めに起きてストレッチから朝の行動を始めてみたりして、体がよりスムーズに動くようにしてから行動に移すことをお勧めします。
では今日の症例です
58歳 男性 川口市在住
清掃業の方でした。
首、腰の痛みでの来院だったのですが、手・足に痺れがあり、先に病院へ行ったものの、ビタミン剤みたいな薬は出されたものの、飲んでも症状が変わらず…とのことでした。
病院で下された診断名は、手に関しては「末梢神経障害」、足は「坐骨神経痛」だったそうです。
ただ、体には一切触られずに。
私たちはどんな患者さんにも、最初・もしくは体の調子に変化が出た時は、必ず徒手検査をします。
その結果で患者さんの状態を判断し、患者さんご自身に今どうなってるのかをご理解いただいた上で、施術にあたらせてもらいます。
見ただけで、検査もされず「障害」という名前の付く診断をされ、気落ちしてたそうです。
お話を聞いて首・肩・腰の検査をしたところ、肩こりではない過度の筋緊張が、首から鎖骨に続いていたこと、首の緊張が強いところをのばすと症状が弱まり、圧迫すると強くなることから、筋肉の過度な緊張のせいと判断し、足のしびれは手に比べて薄く、ない日もあるとのことだったので、姿勢が常に猫背なことから最初は当院の猫背矯正を受けていただきました。
矯正後、若干の違和感は残るものの、手の動きが楽になったと言って下さいました。
手の神経は首から出ています。
首回りの筋肉の緊張が強いと、そこで出てきた神経を圧迫してしびれをきたすことがあるのです。
生活をする以上体に疲れはたまりますし、仕事の負担も大きいですから、まずは筋肉の緊張をほぐし、姿勢を正しいものに治していきましょうとお話しをし、定期的に猫で矯正を受けていただいた結果、今では手のしびれは収まり、今は足のしびれを取る為に骨盤矯正におこしになっています
私たちは症状だけで、先入観をもって施術にはあたりません。
しっかりお客さまのお話を聞いたうえで、考えうる可能性を様々な検査で絞っていき、お一人お一人適した治療をご理解いただいたうえで行っていきます
少しでもお悩みの症状がある方は、是非一度お越しください。