最近朝の涼しさ…というより、もはや寒さに近づいてきた陽気で、秋を肌で感じはじめましたね。
人間は寝ている間に、体温が1度低くなります。
この1度が体の筋肉を硬くさせるのですが、硬い筋肉で急に動くことが多いので、朝、ぎっくり腰などが起きやすいのです。
季節の変わり目、体調の変化や疲れの抜けにくさから、ケガが増えがちになります。
15分、がんばって早起きして、余裕のある行動を心掛けましょう。
では今日の症例です。
75歳 女性 川口在住
足がつって仕方ないことが悩みで来院されました。
ツルことで痛めてしまった筋肉と、骨格の歪みが負担を増やしていたので骨盤の矯正を受けていただきました。
夜トイレに行く回数が多く、日中から水分を取らないようにしていたそうです。
人間の80%は水分です。
その中には様々な栄養が含まれていますが、蒸発、排泄等でなくなっていきます。
体の働きは、絶妙なバランスで成り立っていて意外とデリケートなんです
体内の水分が2%減るだけで体調にも変化が出てきます。
足がつる=運動不足
と思われがちですが、運動している人でもしっかり水分を取ってないと、つりやすい方もいらっしゃるのです。
この患者さんは血糖値に問題がなかったので、寝る前にコップ1杯のスポーツドリンクの摂取と、気が付いたらふくらはぎのストレッチをお願いしたところ、1週間で夜間のつりはなくなりました。
足がつる原因は運動不足、夜間の冷え、水分や栄養不足、むくみなどでおきます
これから、寒さと向き合う日が多くなります。
温めるのが苦手な人も、「冷やさない」ということだけは心がけて生活されてみてはいかがでしょうか。