こんにちは。
梅雨が中々あけず、体調不良になりやすい日々が続きますね。
湿度が高いと、体が重くなり神経系が不調になりやすくなります。
神経痛の要因には冷えやストレスは、痛みに対する感受性を高め、神経痛を引き起こしたり、助長して悪化の原因になることがあります。
腰部の脊柱管が老化によって変形したり、靱帯が厚くなると、脊柱管の内部が狭くなり、神経が圧迫され神経痛がでて、いすに座って長時間デスクワークする人や自動車の運転時間が長い人やアイススケートなど、腰を曲げて行うスポーツをする人などは注意が必要です。
椎間板という椎骨の間のクッションの役割を果たしているゼリー状の髄核がはみだし、末梢神経の根元を圧迫し神経痛があらわれます。
椎骨の間にある椎間板の一部が飛び出して神経の根元を圧迫する椎間板ヘルニアや、神経が通っている脊柱管が狭くなって神経を圧迫する脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)も神経痛の原因になります。
また、手首の神経が圧迫されて腱に炎症を起こす手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)、その他腫瘍ができて神経の根元を圧迫する場合や、帯状疱疹の後遺症によるものも原因の一つです。
その他顔のこめかみから目、あご、頬と三本に枝分かれした三叉神経が支配する領域に起こる痛みを三叉神経痛の多くは脳に流れる血管がこめかみで神経に触れたり、神経を圧迫して起こります。
目、あご、頬を中心に、突然、ぴりぴりと痛みがあらわれます。
背中から出て胸腹部の肋骨に沿って走っている肋間神経が支配する領域の痛みは、肋間神経痛で肋骨に沿って激しい痛みが起こります。
肋間神経痛は、主に帯状疱疹や変形性脊椎症などの脊椎の疾患などが原因になります。
帯状疱疹では、治癒した後に後遺症として神経痛が残ることがあります。
お尻から大腿、ふくらはぎ、足の裏に縦に走行している坐骨神経が支配する領域の痛み坐骨神経痛で主に、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などによって、神経が圧迫されて起こります。
日々の対策としては坐骨神経痛では、日常生活で正しい姿勢をとることが大切です。
歩くときや、いすに座るときは背筋をまっすぐに伸ばし、脊椎のゆるやかなS字状カーブを維持することを心がけましょう。
前屈みにならないような高さの机を選ぶといった工夫も大切です。
冷えると、痛みに対する感受性が高くなるため、少しの痛みでも強い痛みと感じるようになります。冬の寒い日や夏の冷えすぎるエアコンには十分に注意しましょう。ストレッチやぬるめのお風呂などで体を温めるのも良いでしょう。
ストレスや寝不足による体調不良も痛みやしびれに対する感受性を高めます。
気持ちが落ち込むような抑うつ状態になると、痛みやしびれが悪化することが多いともいわれています。
生活のリズムを整え、気持ちを明るく持つように心がけることが大切です。