足の裏の痛みでよくあるのが、足底筋膜炎や足底腱膜炎です。
まず起きた時に一歩踏み出して痛みがあったり、土踏まずのところが痛い、引っ張られている感覚だったりと痛みかたは様々です。
足の裏にある足底腱膜という組織が炎症を起こし、痛みがみられる症状を一般的に足底筋膜炎や足底腱膜炎と呼んでいます。
マラソンランナーや、長時間立ち仕事をしている人に多く見られます。
そのほかにも原因はありますが、膝や腰が悪い人にも見られます。
足底腱膜とは、足裏の縦のアーチと横のアーチがあり、その縦のアーチを作るのに非常に大事な役割を果たしています。
踵から指の付け根のところまで伸びていて、その2つのアーチが足への衝撃を吸収したり体重を支えたりとクッションの役割をしています。
歩いているうちに痛みがだんだんとなくなる場合もありますが、症状が悪化すると、歩いていると痛みが強くなったり、起きてから2~3時間痛みが続いたりしてしまいます。
痛みがあるうちは安静が第一です。
もし痛みが出てきてしまったら、まずは通院をしましょう。
そして筋肉に負担をかけないようにテーピングをしたり、痛みが出ているところにストレッチをします。
ストレッチは痛みがある場合はやめてください。
かえって余計に痛んでしまうことがあるので気をつけましょう。
足への衝撃を抑え、吸収してあげるように中敷きや足底板を靴の中に入れてあげると足への負担を減らすことができます。