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健康を作る12項(後編)

私達が病気に罹ったり、病気までいかなくても半健康状態になったりするのは、日頃からの誤った生活のせいであると言われます。

では、その誤った生活とは? また、それをただすには? ここに掲げる12項目は、精神と肉体の両面にわたり、具体的かつ平易に説明していきます。 

それぞれの項目を参照して頂き、今一度自己の生活と比較・検討してみてください。

 前編(1~4項)・中編(5~8項)・後編(9~12項)に分け、3項目ずつ説明していきます。

9項:足を鍛える

人間は年とともに歩くのがおっくになるもの。お腹が出だすと歩かなくなるのでは、運動不足の結果ますます老化を進めます。

「歩く」と、身体の筋肉の60~80%が満遍なく動きます。新鮮な酸素が送り込まれ、心臓など内臓は活気を取り戻し、血液の循環が良くなって全身運動になるわけです。また、スタミナや適応能力に関係の深い副腎皮質ホルモンの分泌を促すため、若さを保つ事にもなります。

ところで、1日1万歩という健康法がありますが、これは歩く速度と時間が問題。同じ歩くと言っても、ぶらぶら歩きはあまり効果がありません。1分間に100~300歩ぐらい、5分歩いて少し息がはずむか、少し汗ばむ程度、手を良く振って「さっさ」と歩くこと。階段は、平地を歩く約1.4倍の強さになり、絶好の運動の場です。

このように、「歩く」ことで運動不足を補うためには、ある程度身体をいじめる歩き方が良いのです。特に1日中座って仕事をする人や車にのる機会の多い人は心臓や腰の筋肉も弱りがちですから、これを心掛けて見ることです。

参考までに、1日の理想的な歩行距離は、20代は6㌔・30代は5㌔・40代は4㌔・50代は3㌔・60代は2㌔

「人間の老化は、足からやってくる」とよく言われますよね。

10項:脊柱を整える

体質を改善するにあたり、無視できない要素は、脊柱を整えることです。脊柱は1本の柱からなっているのではなく、32~34個の各椎骨が積み重なって出来ています。そして、この各椎骨と椎骨の間には椎間孔という孔があって、そこから左右1対ずつ脊髄神経が出ています。

ところで昔から「背骨の正しく並んでいる人は健康で病気をあまりしない」と言われます。その理由として、各椎骨がきちんと正しく重なっておれば、各椎間孔から出て内臓器官に行っている神経は圧迫されることなく、正常な機能が営まれるからであると考えられます。

そして、この脊柱の不整は、日常の生活・運動・仕事等のために引きおこされていると言われます。

そこでその改善法ですが…

①睡眠時、柔らかい布団と高枕を避ける⇒12項の睡眠を考える参照してください。

②柔軟体操を行う⇒ラジオ体操でも自分なりの体操でも何でも結構です。

要は、首や上半身を前後左右に動かしたり、ぐるぐる回したり等の運動を組み込んでいれば良いのです。

忙しい人は朝晩の2回、寝床で、首や腰を動かしても効果はあります。大切な事は3日坊主にならずに、無理なく毎日出来るように心がけることです。

11項:心の持ち方

心の問題が、身体の病気に自覚している以上の関連があり、身体の病気は、心の病気から起こってくる事さえ多いのです。病気によっては、心の病気を治すと身体の病気も治ってくるという場合も多くあります。

このことに関し、東洋では昔から、心と身体の関係を「心身不二」とか、「心身一如」等と言って、その重要性を教えてきました。一方、西洋の方でも、「心療内科」といって、心と身体の両面を同じウエイトでもって治療に当たるようになってきて、東西ともに「心」の面を重要視するようになってきた点は、注目に価するものと思われます。 

では、どのような心の持ち方をすれば、身体に良いのでしょうか?

①本人の自覚⇒数多くの病気が、多分に心の持ち方(短気や不安などのストレス)で左右されていることを自覚する事です。

②気を大きく持つ⇒短気は禁物。ストレス因子が増すだけですから。

③希望を持つ⇒意のままにならない感情が身体に悪影響を及ぼすのであれば、逆に「暗示」で身体にある感情を起すことにより、感情をコントロール出来れば、今度は病気を予防し、身体を健康な状態に持っていくことが出来るはずです。事実、「健康になりたい」「きっと治るぞ」と希望的暗示を持つことで、かなり効果が期待できます。

12項:睡眠を考える

「安眠は1日がかりのテクニック」と言われます。無理に睡眠時時間を削る人は、栄養を取らないで頑張るのと同じことで、慢性疲労や自律神経失調症などを招きます。心の持ち方で、ある程度解決するのですが、うまく眠りにつくためには、不眠の原因を作らない事です。夜、刺激物を取らないとか、寝る前にぬるめの風呂にゆっくり入ったり、ベッド体操をしたりして、精神的なリラックスと適度の疲れを呼ぶ事なのです。

ところで、寝る姿勢と立っている姿勢の間には2つの違いがあります。つまり、「枕」と「背骨の形」で、これが安眠のポイントなのです。

まず「枕」…江戸時代の本に「寿命3寸、楽4寸」とあります。高枕の方が楽だが、健康のためには3寸がよいというわけ。これは、現代的医学にも証明済み。頭を乗せた時の枕の高さは、6~8㎝が適当なのです。

もうひとつ「背骨の形」…例えば、布団が柔らかいと、重い胸と尻が沈んで腰の部分が浮き上がる、つまり身体全体はW字形になります。これでは寝苦しいため、無意識のうちに正しい姿勢にしようと筋肉が働き、寝ているだけでくたびれてしまします。眠りも浅いのです。

つまり、低い枕とせんべい布団が安眠のポイントのようです。

最後に、眠りの形(波)は、約2時間単位、俗に8時間睡眠が理想とされているのは、この波を4回繰り返しているからと言われます。

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