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貧血の養生法

貧血とは、血球成分の赤血球および血色素(ヘモグロビン)の絶対数と量とが、正常に比して減った状態を意味します。

血色素は、赤血球の中にあって、酸素と結合して、身体の組織の必要なところへ酸素を運ぶ役割を果たしています。

したがって貧血になると、いろいろな症状が起こってきます。

つまり、身体の組織の酸素不足のために、全身の疲労感を覚え、またそれを補おうとして心臓が余計に働くため、動悸や息切れ、めまいなどを起こすようになります。

そのほかに、耳鳴りや嚥下困難を起こすようなこともあります。

原因はいろいろありますが、一番多いのは「鉄欠乏性貧血」と呼ばれるものです。

これは、偏食や誤った美容食などにより、造血の材料である鉄分が不足するために起こるものです。

また、慢性の出血(潰瘍・ガン・月経など)や、鉄の吸収障害、鉄分の重要増加(妊娠・授乳など)に補給が間に合わないとき…なども原因として挙げられます。

ところで、肝臓病・腎臓病・胃潰瘍・下痢・婦人病・ガンなどの一般的に慢性疾患患者では、しばしば貧血を併発している場合が多く、それらの病気の回復を早めるためには、おのおの病気の治療も大切ですが、それと共にこれから上げる貧血の治療も大切な項目となるわけです。

以下、いちばん多い「鉄欠乏性貧血」の養生法についてわかりやすいように箇条書きにしていきます。

鉄分補給に努めてください。

鉄分を比較的多く含む食品は、ゴマ、レバー、卵黄、きな粉、海藻類、緑葉野菜などがあげられます。

ただし、卵黄はコレステロールが多いので、高血圧症や心臓病患者には、多量摂取は不向きですし、又ほかの人でも過剰摂取は禁物です。

鉄の吸収を良くする方法

摂取した鉄分は、全部体内で吸収されるわけではなく、一緒に食べる食品によって吸収率が異なります。

特に「タンパク質」を同時に摂取すると、鉄の吸収利用のよいことが認められています。

ところで、食事中にまたは直後などに、茶やコーヒーを飲用すると、その中のタンニン酸と鉄分が結合して、鉄の吸収を低下させますので、その点を考慮する必要があるでしょう。特に慢性出血がひどく、医師より鉄剤の服用を支持されている人は、茶といっしょに飲まないことはもちろんのこと、服用直後も、茶やコーヒーを飲んではいけません。

鉄の調理器具を使いましょう。

鉄分は鉄の調理器具を使うことによって、意外なまでに、その補給が可能です。近頃では、アルミやほうろう引き製の鍋、ステンレス製の包丁などが出回っていますが、昔ながらの鉄製調理器具を使用すれば、調理の際に鉄分が加えられることになり、知らず知らずのうちに鉄の補給ができるのです。

栄養のバランスを保つことです。

食べ物による鉄の補給によって、当然のことながら、他の栄養素の需要も増加し、バランスの取れた食事が必要となってきます。くれぐれも偏食は禁物です。とくに糖質や脂肪摂取過多の傾向のある人では、満腹感で他の栄養素の摂取が少なくなってしまいがちですから気を付けてください。

適度の運動も必要です。

散歩や体操、その他いろいろなスポーツを行うことは、摂取した食物を消化・吸収する腸の運動促進にためと、体内に酵素を多く取り入れることによる新陳代謝の促進を狙っているのです。

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