最近、股関節周辺の痛みを訴える方が多いので、今回は股関節について書いていきます。
股関節の痛みと言ってもいろんな原因があるのですが、今日は珍しい症例があったので説明させていただきます。
40代女性。
特に思い当たる原因もなく、1ヶ月前ほどから股関節周辺に痛みがあり、まともに歩くことができない。
近くの病院にてレントゲンを撮ったものの詳しい原因がわからず、痛み止め、湿布を処方され様子をみて下さい、とのこと。
まともに歩くことができない為、松葉杖にて生活をしていたが痛みがほぼ変わらない為、当院を受診。
坐骨神経痛と診断されたが原因が特定できず、痛みが変わらないようであれば手術を勧められた状況での来院でした。
当院にて徒手検査法にて様々な検査をしたところ、腰に原因がなく股関節のアライメントの異常により痛みが出ていると判断。
痛みが出るため、股関節を曲げても45度以上曲げることができませんでした。
ここで当院が日頃おこなっている矯正方法により股関節のアライメントを調整。
先ほどまで曲がらなかった股関節が、90度まで曲がるようになりました。
ここで重要なのは、腸腰筋という股関節周辺に存在する筋肉になります。
このお客さは腸腰筋の異常な硬さにより、股関節のアライメント不正がおきていました。
施術後は松葉杖が無ければ歩行困難な状態でしたが、痛みがでてから初めて杖なしで歩けると大喜びでした。
今後も今まで股関節のアライメントの不具合が起きていたため、継続的に施術していきましょうとお話しし、終了。
今では元々好きだった運動ができるまでに回復しました。
当院ではこのように、他では原因不明といわれる状態でも、独自の施術方法により多くの方に喜んでいただいております。
是非、体の不具合を抱えている方がいらっしゃいましたら、ご連絡おまちしております。