| 整骨術と応急処置 | | 印刷 | |
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整骨術とは
元々整骨とは骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷を治すことです。 整骨、ほねつぎともいいます。 但し、脱臼、骨折は応急の場合を除き、医師の同意が必要となります。そもそも『ほねつぎ』とは、道場の師範たちが、代々後世に伝えたり、書物に著した『活法』として伝えられた治療法が理論・統合・体系化され、現代に伝えられたものが、今日の『柔道整復』となったのです。
手術を行わず徒手施術のみで施術をしていきます。 適応症状 骨折
現代人は運動不足や偏った食生活などで簡単に骨が折れたりひびが入ったりしてしまうということが多くなってきました。
問題になっている高齢者の骨粗しょう症だけでなく子供の骨の弱さも深刻になっています。 骨が折れてしまったり、ひびが入ってしまう状態の修復をします。 脱臼
骨と骨があるべき関節から外れてしまう症状を脱臼といいます。 捻挫
ひねったりくじいたりして関節は正常でも、腱、筋肉などの組織に軽度の損傷を負っている状態です。寝違いやギックリ腰も捻挫になります。 打撲
うちみ、たんこぶなどのことで強打などの外からの強い圧力によって組織が壊されている状態をいいます。 挫傷
急な動きやはずみで筋肉が損傷してしまい痛みが発生することを言います。こむら返り、肉離れ、痙攣などです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ![]() 急性外傷(けが)の応急処置について
「R:Rest(安静)」
「 I:Ice(冷却)」
「C:Compression(圧迫)」
「E:Elevation(挙上))
これらをいわゆるRICE(ライス)処置といいます。
急性外傷の基本としてRICE処置が行われています。生命の危険や重篤な後遺症を残す可能性のものでなければ、なるべく早くRICE処置を始めたほうがよいでしょう。タイミングは、早ければ早いほど良く、負傷後20分以内のRICE処置で、治療期間をかなり短縮できるのです。
けがをすると、患部では以下のようなことが起こります。(病理)
①受傷部の組織が壊れる。
②患部に内出血、炎症が始まる。
③組織内に血液や組織液が溜まり、腫脹(腫れ)が起こる。
④腫脹が過剰になると神経や筋、腱などを圧迫する。
⑤運動機能や感覚に障害が起こる。
RICE処置は過剰な炎症と出血、腫脹を抑えます。
患部が③(組織内に血液や組織液が溜まり、腫脹(腫れ)が起こる)に進んでしまったものに対するよりも③に進まないようにすることが一番の狙いです。REST安静により腫れがひどくならないように患部を休ませます。ICE(冷却)により血管などの収縮させることで、腫れを抑えます。また、局所冷却により、疼痛を緩和することで、余計な筋肉の緊張や精神的負荷を減らします。COMPRESSION圧迫により物理的に腫れるスペースを減らします。ELEVATION患部の挙上により患部に流れ込む血液や組織液の量を減らします。血液は重力で下方に向かい易くなりますので、心臓より少し高い位置に患部を挙上することで腫脹を防ぐことができます。
(REST)患部の安静を保つことにより細胞修復に生命エネルギーを集中させることで、早期回復を促進します。場合により、固定をすることもあります。我慢や痛みが少ないからと、適切な治療をせずに、患部に負担をかけることは後遺症やけがの習慣化につながります。
(ICE)受傷から48~72時間はぬれタオルの上から氷で冷やす。15~20分冷やして30分以上休むことを基本とて怪我の程度にあわせて工夫します。損傷状態や部位、年齢、体質などで異なります。
(COMPRESSION)キネシオ・アスレチックテープ、包帯、さらしなどで患部を圧迫します。弾性包帯を使い、末梢(心臓から遠い方)からアイスパックも一緒に巻くことで、(ICE)と(COMPRESSION)を同時に行うことができます。ただし、きつく巻きすぎると、神経や動脈を強く圧迫して、新たな神経、筋肉の障害を引き起こすことがあります。自覚症状として痛みが増したり、末端が冷たく感じたら要注意。圧迫をすぐに緩めます。爪や皮膚の色(チアノーゼ)、患部の体温に注意しましょう。
(ELEVATION)座布団や枕などを使い、心臓より少し高い位置にキープしましょう。24~72時間程度が目安です。
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